親愛なる読者のみなさま、フライブルク市有林における私の森林作業士職業訓練に関する7回目のレポートです。3月の活動を報告します。

雪が去って、やっとまた伐採作業に行けるようになりました。まず、道路の交通安全確保のための伐採を行いました。道路に被さって倒れる危険がある木々を伐倒し取り除きました。こういう木々の伐倒は、とても時間がかかります。とりわけしっかりとした安全措置を行わなければならないからです。道路を封鎖し、多くの場合、伐倒は、ウインチワイヤーで引っぱりながら行わなければなりません。今回は、全ての木を、ウインチワイヤーで引っぱって倒しました。私の役目は、ウインチワイヤーで引っぱることでした。伐倒のときにワイヤーの助けを借りる場合は、伐倒する作業員とマシンのオペレーターの連携がとても重要です。最適なやり方は、無線でのやり取りです。ヘルメットに着いたものや手で持つものがあります。でも今回は無線がありませんでしたので、叫んだり、手のジェスチャーで連絡を取り合いました。

 

この作業を安全に制御して行うためには、正確に伐倒する技術ももちろん、とても重要です。

その場所の状況により、手間のかかる交通安全措置を取る必要がある場合が多くあります。多くの場合、道路は斜面の下にあります。その場合、斜面の上にある森林基幹道からワイヤーを下にもってきます。前もって適切なワイヤーのラインを考えなければなりません。ワイヤーで引っぱり上げる距離が長くなるケースも多々あります。我々が作業したこの現場は、斜面の下に道路があり、その道路の向こう側には、鉄道の線路も走っていました。だから、とても慎重で複雑な作業が要求されました。林地の状況と天気も作業に左右します。雪解けにより、土壌と森林道はとても濡れていました。だから機械は気をつけて慎重に動かしました。林地と道に大きな損傷を与えてはいけませんので。

 

この月行った作業で、もう一つとても興味深かったのは、森林ハウス(自然教育施設)の木の椅子とテーブルの制作です。直径約70センチの丸太を輪切りにしたものが3つ。2つは椅子に1つはテーブルにしました。簡単に素早くできて、見た目もかわいい感じです。この椅子とテーブルのセットは、森林ハウスの「森林と持続可能性」の展示に使用されました。作業の際は、椅子とテーブルが、平らな場所で、ぐらつかないでしっかりと立つように、底面の仕上げを入念にしました。

この月は、苗木の植林作業も行いました。まずは、植林する場所の片付け(下準備)です。例えば風倒木被害の跡地や、比較的大きく伐採された跡の林地を片付けます。通常、枝条は燃やすか、数カ所に分散して盛ります。その間に植林して、苗木にサイドから日陰をつくるために。今回のケースでは、私たちは枝条を燃やしました。林地に残っていた大きな残材は道に引っぱり出しました。

林地にクレーングラッフルのついたマシンで入って行けない場合は、手で、枝条を取り除く作業を行わなければなりません。でも、チェーンソーで前もって枝条を手で運べる長さに切っておけば、問題なくできます。また枝条を林地で燃やす際には、消防局に前もって連絡する必要があります。森から煙のもやが出たときに、消防局が山火事ではないと認識できるように。

片付け作業が終わると植林作業です。植林は、一回のレポートでは全て伝えることはできない、とても大きなテーマです。私たちが植林したのは、モミの木とカエデでした。土壌の湿りを見ながら、とりわけ湿っているところにはカエデを、比較的乾いた場所にはモミの木を植えました。木は、樹種ごとに立地適正がありますので、しっかりよく育てるためには、その樹種に適した場所に植えなければなりません。

次のレポートは4月です。

訓練生の仲間、ベルント•クラマー氏(講師マイスター)、ベルンハルト•フリードマン(森林官)、そしてフライブルク市に、このレポートを書く機会を与えていただいたことに、お礼の言葉を述べたいと思います。

パウル•ランゲ

次のレポートへ